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ラストレシピ

ラストレシピ

二宮和也のラスレシピ 時空を超えた壮大な物語に感動!

二宮和也、広く深く心温まる感動を伝える大役を担うに相応しい大物のキャラを感じる事が出来ました。

二宮和也、嵐のメンバーで歌って踊るのが職業だけれど、俳優としての才能、存在感もなかなかのものです。西島秀俊、宮崎あおい、竹野内豊、綾野剛 実力あるベテラン俳優達が演じる壮大なドラマの中にあってドラマが伝えようとする感動とかメッセージを見る者の心に届く強くしっっかりした存在感を放っていたと思えました。

「料理は戦いだ!」

佐々木充(二宮和也)、現在日本、店を持たない一匹狼で絶対味覚の持ち主の料理人。最初は人並み外れた才能あるがゆえに戦いの中に生きる一匹オオカミのような存在。オムレツの出前料理を病床の依頼人に提供して百万円の報酬!、一度食べた味を忘れずに再現できる。

「”本物”は(家族とか、愛する人とか、周りの仲間とか)そんなものは犠牲にして、とことん自分を追い込んで初めてできる!」

「大日本帝国食菜全席」

そんな生き方しか出来ない充(二宮和也)の前に70年もの時を超えて、戦前の満州にて宮廷料理「大日本帝国食菜全席」に挑んだ料理人・山形直太朗(西島秀俊)とその妻・山形千鶴(宮崎あおい)の人生が降りかかってくる。山形(西島秀俊)は 料理人世界でもトップクラスの宮廷料理人であり且つ 絶対味覚の持ち主。

最初は 大日本帝国の威信にかけて 歴史に名を残すような偉業を成し遂げようと気負い、”本物”は(家族とか、愛する人とか、周りの仲間とか)そんなものは犠牲にして、とことん自分を追い込んで料理創作に没頭する。しかし、本来「大日本帝国食菜全席」は国家や民族を超えて世界の人達が喜び合える理想を目指す為に作るものであることを妻・山形千鶴(宮崎あおい)や仲間達から教えられる。

そうして”世界の人々を笑顔にさせる愛に満ちた料理”が完成しようとする。

ところが「大日本帝国食菜全席」 は満州駐留の日本の軍隊・関東軍の国家的陰謀に利用されそうになり山形直太朗(西島秀俊)は命を懸けてその陰謀を阻止しようとする。自らの命は果てるとも 世界の人達が喜び合える理想を踏みにじらせはしないし子から孫へと受け継がせたい愛のメッセージ”last recipe 1933~”を仲間に託して。

そんな歴史に埋もれて消された宮廷料理人の必死の想い、壮絶な生き方 そして ”愛のメッセージ last recipi 1933~” が現代に生きる佐々木充(二宮和也)の生き方をも変えて行く。

充(二宮和也)の心の中に 人としての温かい心、誰かを笑顔にしたいときの思いやりが芽生えるときの、二宮和也の表情、人間としての魂の演技、これは見るものを感動させます。時空を超えた壮大なドラマも良き才能に演じられる事によって良い作品になると、そんな風に思える映画でした。

因みに映画のタイトルは「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」なのですけれど ここでいう麒麟は動物園にいる首が長いキリンさんではありません。二宮和也や 西島秀俊がキリンさんみたいな長い舌を持っている訳でもありません。

麒麟は伝説の神獣で”麒麟の舌”というのは神の様な味覚の才能という意味で用いられています。つまらない事ですけれど気になりますので念の為。

>> ラストレシピ予告動画