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2018年の7月から公開された劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命。
「感動した」、「胸にジーンと来た」、「涙が止まらない」、「凄い映画だ」、「素晴らしい映画だ」と見る人のハートに響いている。中にはテレビドラマを視ていなかった人も 劇場版 コード・ブルーを見て素晴らしかったって言う人もいる。実際に映画を視て心に感じた事を伝えます。
山P(山下智久)が演じる脳外科医、藍沢耕作がカナダのトロント大から一時帰国した空港で救急救命の仕事が再開する。2017年に放送されたテレビドラマ コード・ブルー 3rd seasonのその後が 劇場版で公開されたのを視ることができたの嬉しかったです。期待を裏切らない凄い内容で何度も涙が出てくるのだけれど映画館は満席でまわり女子やおばさんが多くって、涙を拭いながら視聴するのは恥ずかしかったです。このシリーズ10年続いたそうですけれど、これでおしまい。みたいな終わり方でしたので寂しかったですね。
白石恵(新垣結)は救命救急を専門とした医師だけあって翔北救命センターに残ってフライトドクターの指揮官・リーダーを続けるのだけれど
藍沢耕作(山下智久)はカナダのトロント大の脳外科医に戻ってしまうし、
緋山美帆子(戸田恵梨香)は産婦人科を専門とした医師だけあって 翔北救命センターを離れて周産期母子医療センターの医局長へと移動するのでもしテレビドラマや映画で続編とか作ることになっても同じメンバーでという訳には行かないのでしょう。そこが寂しいですよね。
それにしてもこのドラマ、コード・ブルーって何を描いているのか?何を伝えようとしているのか?カッコいいヒーローやスーパースターの大活躍って言うのとは全然違うのだけれど
「人の命を救うためとは言え、良くここまでできるな」って思わされる。
救命医療の現場は目を覆いたくなるほど凄惨だ。血塗れになって絶命しかける患者。助けを懇願する家族。医者にも限界がある。救える命と見捨てる命、それがとても残酷で医師達を打ちのめすのだけれど休む間もなく、飯を食べる暇もなく、出動要請が舞い込んで結婚式すら流れてしまう。
フライトドクターとフライトナースが医療器具担いで走ってヘリに駆けつける姿には悲壮感さえ感じる。
到着した事故現場には大勢の怪我人が運び出されているのだけれど、未だ中に取り残されている被災者もいてその人達を救出するために
危険な現場に突入する。
中では救出できないので現場で胸や腹を切り開いて応急措置 臨時手術なんて緊張する場面が突然展開したりして「良くこんな仕事できるな」「自分だったら絶対できない」って驚かされる。
救命医療に必死に取り組んでいる姿に心惹かれるのだよね。
このドラマ今まで何を描こうとしてどこが視ているものの心を打つのかあんまり良く分からなかったのだけれど今回ちょっとそれが見えたって言うかそうかこういう事に魅力を感じていたんだなって気づかされましたね。
本日12月7日(土)は「#コード・ブルーの日」!
19:00〜20:00🏥
『実録ドクターヘリ緊急救命2
-命の現場最前線-』Part1
20:00〜22:40🎬
『劇場版コード・ブルー
-ドクターヘリ緊急救命-』
22:40〜23:10🚁
『実録ドクターヘリ緊急救命2
-命の現場最前線-』Part2#コードブルー pic.twitter.com/HUdxJ22E8R— 『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』応援アカウント (@codeblue_eiga) December 7, 2019
藍沢耕作(山下智久)というスーパードクターがいて、凄い力を発揮するのだけれど、 救命医療というのものは一人のスーパードクターでできる事は限られていて医者だけでなく看護師、救命センタースタッフ全員の「命に向き合う覚悟」と「チーム力」が何よりも大切。
災害現場では予想外の事が次々起きるので 失敗の連続。医療処置は患者の生命や退院後の人生にも大きく関わるのでできることの限界に苦悩してどん底を味わったりするのだけれどそれでも スタッフ全員の「命に向き合う覚悟」と「チーム力」で救われるというか立ち直って成長して フライトドクターチームを支えるもの 別の医療に転ずる者、新しく入って来る者とそれぞれの道に別れていくのだけれどドクターヘリでの大変経験、失敗、後悔、命を失いかねない危険な体験。でもその中で生き抜いたやり遂げた成長がそれぞれの道で大いに役立っているって事が。伝わってきたね。
藍沢耕作(山下智久)は 救命医療が専門ではなく脳外科が専門で そちらの道に戻って行くのだけれど脳外科手術中に予想外のアクシデントが起きても対応する能力が高い。藍沢耕作(山下智久)は優秀で勇気がある。救命治療に取り組むときは 精悍で冷徹。オフでもニコリともしない。丸で感情のない世界で生きてるかのように。
でも優しい愛情深い人物へと成長した。患者やその家族に言葉をかけなければならない時がある。落ち込んだスタッフを励まさなければならない時がある。
そんな時 藍沢耕作(山下智久)は言葉少ないけれど 本当に相手の心に届く言葉をかけている。
救命のために患者の腹を切り裂いて救わなければならない状況で 同乗していた息子に同意を求めるシーンで事故現場で瀕死の重傷を負った父親の命に係わる緊急オペの家族同意を求めた時、息子は父に「惨めに死ねばよい」と恨みを語る。息子は駄目な父親を見限り11歳で家出して成人になって再開したときに事故にあったのだ。藍沢(山下智久)は息子が11歳の少年の身で家出した行動を
「ダメな父親を持った 11歳の子供にできる事はそれしかなかった。勇気ある行動だった。」と称える。
息子はその言葉に救われて本当は 父親から逃げた事をひどく後悔していて救命を懇願する。
アル中で真面に生きようとしない母親で頭に包丁ささったまま運ばれてきた。雪村(馬場ふみか)は母親と姉と決別して看護師になったつもりだったがいきなり家族として面倒を見なければならなくなった。
そんな時に 藍沢(山下智久) は
「罪悪感を抱く必要はない」
と言葉をかける。雪村(馬場ふみか)はその言葉に救われて家族と向き合うようになる。
藤川(浅利陽介)はお調子者でしっかりしていない所があり藍沢(山下智久)に「お前の様になりたい」」コンプレックスを感じていたようだが藍沢(山下智久)はビデオスピーチで 「今の俺はお前のようになりたい。」と藤川(浅利陽介)の明るく人間らしさ称える。
何でも 藍沢(山下智久)が子供の頃に離婚し、母親は自殺。父親とは生き別れ? 6歳から祖母・絹江に育てられたため、親との思い出がほとんどないそうな。奨学金で大学の医学部を卒業。貪欲に「人より多くのミッションをこなし、名医になること」を目指し その為 、患者に感情移入しない医師だったようだ。
山下智久 自身は藍沢を演じるとき藍沢が合理的でクールだが愛情深い人物へと成長した理由を「まわりにいる仲間が、彼の中にある愛情を育んだから」と分析しているそうです。
藍沢は迷いの時期を過ごして、サードシーズンでたどり着いたのが誰かの為に医師でありたいという気持ちにたどり着いた。という事です。
(cf メンズノンノ2018年9月号 山下智久 サマータイムブルース より)