半分青い の 感想

半分青い の 感想

NHK朝ドラ・半分青いが面白い!見逃せない!

半分青いの感想「より多くの人に見て欲しい」

NHK朝ドラ・半分青いの視聴率が凄いらしい。でも感想はと言うと何をやっているのか何を言っているのか良く分からないとかつまらないという意見も聞かれる。でも当サイトの管理人はこのドラマは凄い、見ていて励まされる、元気になれると思える。

ドラマのタイトル『半分、青い。』の ヒロイン・楡野 鈴愛(にれの すずめ 永野 芽郁)は左耳が聞こえない。ハンディとか挫折を意味するそうだけれどそれでももう片方は聞こえる。雨傘に響く雨音は半分だけしか聞こえない。それは半分青い(晴れている)って捉え方ができるタフで打たれ強いヒロインだ。

星野源作曲の「アイデア」のテーマソングに 想像の翼を広げ何か面白い事を描くことが楽しくて仕方がない。でも夢を叶えようとした人間が実際はどうなる。諦めずに頑張り続ければ夢を叶うと人は言う。でも本当にそういう生き方を選んだ人はどうなる? 何が待っている? 幸せか? 後悔はないか?現実は残酷だ。夢を叶える為には全てを捧げる。岐阜と東京を舞台に約半世紀かけて夢を追う旅が描かれている。

厳しい現実もリアリティをもって描かれている。 若さとか、やる気とか、人並みの幸せとか諦めて夢に賭けても、何も叶わないまま時だけが過ぎていく。

運命の神様に「お前じゃ駄目だ。」と言われればズタズタに凹む、奇跡的に思いが叶っても時代の変化とともに失われて行く。

それでも「それが生きることだ。」って笑って受け入れられる楽天的な気持ちでいられるところが凄い。ただの行き当たりばったりかも知れない。だけれどもこのドラマ、頑張っている人、努力している人、中々結果が出せないで苦戦している人に やる気とか、元気とか勇気とかを与えてくれる。そんな力があるって思えるのです。

半分青い

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NHK連続テレビ小説『半分、青い。』 2018年4月2日(月)~9月29日(土)に放送された北川悦吏子のオリジナルドラマ より

ヒロイン 楡野 鈴愛(にれの すずめ)の壮絶な人生

ヒロイン。楡野 鈴愛(にれの すずめ 永野 芽郁)。ふぎょぎょのスズメ、岐阜の猿、いつも思いつき行き当たりばったり何て周りから言われるうかつ系キャラ。素敵とは言えないけれど親近感を感じられる。

鈴愛(永野 芽郁)は夢を叶えるために一生懸命頑張る。野心家とか、欲張りとか、虚栄心が強いなんてキャラでは全然ないのだけど一生懸命頑張る。

最初は漫画家、 デビューまで果たせたのに

最初は漫画家で頑張った。どんなに秋風先生(豊川悦司)に原稿投げられても書いて、書いて、書いて、書いて人に感動を与えるドラマを想像するという事は「人生を超える」程、大変な事だった。

失恋

「鈴虫の駅」で幼馴染の萩尾律(佐藤健)から受けたプロポーズ、鈴愛(永野 芽郁)は「無理や」と断ってしまった。漫画に全てを賭けて頑張っていた為に。二人はすれ違いを起こして結ばれなかった。

潮時

漫画の師匠・秋風(豊川悦司)の指導で失意を思い切り漫画にぶつけた。そして夢が叶った。漫画家として名作を世に送り出せた。でも人を感動させる名作を作る事って、生きている時間を全てつぎ込まなければならない程大変なことだった。いつしか才能は枯渇し漫画家として生きていく道は閉ざされた。
「私はこの夏で28だ。でも結婚もしてない、恋人もいない、漫画はどんずまり、私には何もない.。」



秋風先生(豊川悦司)は漫画家を続ける事を勧めてく入れた。でも鈴愛(永野 芽郁)はこう言い放つ。

「漫画を描いて楽しいのは 才能のある人だ。飛べない鳥が飛べる鳥を見上げながら下を歩くのはごめんだ。人生に曇りの日が増える。私は私の人生を晴らしたい。曇り空を晴らしたい。私は私の人生を生きる。」
楡野 鈴愛(にれの すずめ 永野 芽郁)18歳から9年間頑張った漫画家を辞めた。

結婚、夫の夢に賭けた

28歳にして何もかも失って100円ショップに務めた。そこで出会った涼次(間宮祥太朗)と結婚、出会って僅か1週間で。監督デビューしたい夫を支える為、貯金を吐き出し、働いて、働いて、節約して夫を支えた。夫に尽くす為ショップ店長のオファーも断った。

「今まで私 自分の為だけに生きてきました。自分の夢かなえる為に頑張らせてもらって。でもこれからは人の為に生きようって思って。涼ちゃんにはアジサシみたいに空を飛んで欲しいのです。私が飛べなかった空を。」

娘の花野(かの 山崎莉里那)が生まれる。涼次(間宮祥太朗)は監督デビューを諦め、娘と妻の為に地道な生き方を約束した。

離婚

 涼次(間宮祥太朗)に監督デビューのチャンスが舞い込んだ。これで家族が幸せになれるはず。所が優しい夫は一生に一度のチャンスを物にする為に「退路を断つ」「家族は邪魔だ。」妻子を愛して普通の幸せでいると人生を賭けるような大きなチャンスをものにできないと言う。

鈴愛(すずめ)は激しく怒る。

「この娘を捨てるか!」、「裏切り者! 許せない!」、「いつまで夢見ている!、目を覚ませ!」、
そして別れの条件として出したのが

「死んでくれ。」

それでも夫の気持ちは変わらない。

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「それが生きることだ。」って笑って言える事が凄い

岐阜の実家に出戻り

鈴愛(にれの すずめ)と 娘の花野(山崎莉里那)は岐阜の実家・楡野家に出戻る。

そこへ共に漫画家を目指した裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が訪ねて来た。裕子(清野菜名)は看護師になったが現場は大変で心が折れそうになって仙台から岐阜の鈴愛(永野 芽郁)に励まされたくてわざわざ会いに来た。今は何もやっていない自分なんかと謙遜する鈴愛(永野 芽郁)に裕子(清野菜名)はこう告げる。

裕子(清野菜名)「やるよ 鈴愛は何かやるよ。」

「鈴愛のパワーは生きる力は凄い。その辺の奴とは比べ物にならない。」

「ちゃんと挑戦して、ちゃんと『お前じゃ駄目』と漫画の神様に言われて、プライドズタズタに傷つく。凹む。」

「でもそれが生きるってことじゃない? 怖いけれど傷つくの怖いけれど、お前じゃ駄目って言われるの怖いけれど。欲しいものに手を伸ばすって事が生きるってことじゃない。」

鈴愛(永野 芽郁)「すごく賛成。だから挑戦して挑戦して、ダメだって分かるまで私なんか9年かかった。でも、それでよかったんだね。生きれば生きるほどタフになる。」

(※ NHK朝ドラ・半分青い のセリフより)

この励ましが、鈴愛(永野 芽郁)を炊きつける。

再び東京

幼い娘・花野(山崎莉里那)を東京でフィギアスケートの学校に通わせるため、二人で上京。

鈴愛発案「岐阜犬、転じて、おしゃべりワンワン」の縁で津曲 雅彦(有田 哲平)を真似しておひとり様メーカーをやってみる。色んなガラクタ作っては売ってみる。 鏡よ鏡とか、持てる為の怪しいDVD、”マーあかん 袋”なんて叫びを込める袋も作ってみるけれど資金んも底をついたのか?。日銭を稼ぐために屋台を引いて五平餅を売る現実!ジリ貧。やる事は本当に行き当たりばったりのハチャメチャ。

でも大手電機メーカーに勤める律(佐藤健)が会社を辞めておひとり様メーカーに加わる。

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鈴愛(永野 芽郁)と律(佐藤健) が起業する。

鈴愛(永野 芽郁)と律(佐藤健)はスパローリズムという会社を興して扇風機を作って売ろうとする。扇風機の名前は人を優しく癒すそよ風を起こす扇風機「マザー」。商品化に成功して二人が結ばれてドラマの終わりを迎えるのかと思っていたら、ドラマが終わる最後の最後まで紆余曲折。どうなるこの朝ドラ?

最後の最後まで紆余曲折
  • そよ風の様な優しい風を吹かせる技術の壁で何度も何度もやり直し。
  • プロトタイプがやっとできても資金調達面で難航。
  • 津曲 雅彦(有田 哲平)の協力で資金集めで成功。
  • 協力工場との提携が難航。、津曲 雅彦(有田 哲平)の交渉で解消。
  • 「さぁこれから」と言う時に3.11東日本大震災と津波のせいでもたらされた、部品調達難。

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そればかりか親友・裕子(清野菜名)が被災死してしまう。裕子(清野菜名)は秋風塾から漫画家への道を目指して頑張った仲間、漫画家は諦めて結婚して看護師をやっていたけれど、 鈴愛にとっては大切な心の支え そんな彼女が仙台の病院で勤務中に被災死したという報が入る。

このシーンを演じていた女優の永野 芽郁さんが語ります。

ユーコの旦那さんである洋二さん(山中 崇)から遺品の携帯に録音されていされた声を聞いたら、

「ユーコに会いたくなってきて……。不謹慎かもしれませんが、 「私も死んじゃいたい」と思ってしまいました。ユーコは、そのくらい鈴愛の支えになっていた、大好きな親友です。遺影のユーコは笑っているのに、目の前のユーコは小さな骨つぼの中にいて、何もしゃべらないのが切なくて、悲しくて。骨つぼを抱きしめながら涙が止まりませんでした。」

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ここでドラマの原作者・北川悦吏子氏が作品に込めた大切なメッセージが二つ

一つは スパローリズムの 鈴愛(永野 芽郁)と律(佐藤健)に届いた速達。

差出人は秋風 羽織(豊川悦司)、

  • 「人生は希望と絶望の繰り返し。
  • でも

  •  人には想像力がある。                
  •  夢をみる力がある。                  
  •  生きる力がある。                    
  •  希望を持つのはその人の自由。           
  •  律と鈴愛には希望を持つ力があると信じている。」
もう一つは 壊れた携帯に録音されていた裕子(清野菜名)の遺言。

3.11 海に面した仙台の病院に務める看護師・裕子(清野菜名)津波の到来を前に入院患者達を階上に避難させるも 最後まで動けない患者の側に寄り添った彼女が夫や息子に別れを告げた後、鈴愛(永野 芽郁)への大切メッセージが告げられる。

  • 「鈴愛、鈴愛、生きろ。
  •  私の分まで生きてくれ。
  •  そして何かを成し遂げてくれ。
  •  それが私の夢。
  •  生きろ鈴愛。」




NHK連続テレビ小説『半分、青い。』より



裕子(清野菜名)の言葉が鈴愛(永野 芽郁)を強く前進させる。ついにはそよ風を起こす扇風機「マザー」を商品化して販売に成功。40過ぎのバツイチ子持ちの 生年月日(1971年7月7日)が同じ幼馴染みの二人はようやく結ばれる。

(実際にモデルになった扇風機バミューダのグリーンファンと言う扇風機が3万円位で売られているとか、元ミュージシャンが起業して独学で成し遂げたというから現実はフィクションよりも奇なり)

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一体、鈴愛(永野 芽郁)には何ができるのか?

ドラマを見ながらずっと思っていた。 一体、鈴愛(永野 芽郁)には何ができるのか? 鈴愛(永野 芽郁)出来る事は絵を描くこと位、それ以外になにがあるのか?

  • ブッチャー(矢本 悠馬)みたいにお金がある訳でもない。    
  • 律(佐藤健)の様に新発明に必要な流体や機械制御の工学的能力がある訳ではない。
  • 津曲 雅彦(有田 哲平)の様に広告宣伝や資金調達、事業化の能力がある訳ではない。
  • 人格が立派と言う訳ではない。むしろ俗っぽく律の様な将来性ある人間には会社を辞めて起業なんてやめろと言っていた。

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自分が散々失敗してきて 現実の厳しさを嫌と言うほど思い知っていたので 人には簡単に夢みる希望を勧めない。

でも 鈴愛(永野 芽郁)には人に「前向きに生きようと言う気持ち」にさせてくれる。

鈴愛(永野 芽郁)は行き当たりばったりだけれど頑張って生きる。  
愚痴も言わず、酷い目にあっても 上手く行かなくても誰かのせいにしない。 
自分を捨てた夫・森山涼次(間宮祥太朗)と再会しても最初に賭けた言葉が「涼ちゃん(監督として)売れてよかったね。」

そんな鈴愛(永野 芽郁)も親友・裕子(清野菜名)の死にはどうしようもないほど落ち込むけれど皆が「最後まで諦めないでやり通して」というメッセージを送ってくれる。

鈴愛(永野 芽郁)の生き方が人を「生きろ」って気持ちにさせてくれる。それが一番大切な事なんじゃないかって思える。

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