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嵐活動休止宣言ショック

嵐活動休止宣言ショック

落ち込んだ気持ちを元気にしてくれる。生きる希望が湧いてくる。そんなエンタメ芸能 レビューです。

大野智 嵐から離れて自由になりたい!、櫻井翔が休業で落とす

2018年12月頃、嵐 20周年ドームツアー 史上最大!全50公演!!237万5000人の動員
vs嵐、嵐にしやがれ、NHK紅白歌合戦を仕切るのはずっと嵐。チャリティイベント、ワクワク学校と被災地訪問は毎年欠かさない。とは聞いて、ファンの皆さんに熱心に感謝の気持ちを伝えているなとは思っていたものの嵐の5人大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也 そして 松本潤 へのお祝いイベントがあっても良いのいつもと変わらないなと思っていたら2019年1月27日

 突然の活動休止宣言

驚いた、解散かと思った。「嵐から離れて自由になりたい」という大野智の思いは以前から知っていたので。

「やっぱり」

寂しい。2020年12月31日以降嵐の新曲が聞けないのは寂しい、「大野智が一人抜けても嵐を続ければいいじゃないか」と思ったけれど

「嵐は5人で一つ、一人抜けて続ける事、嵐を名乗る事はあり得ない。」という。

記者会見「無責任ではないか」という指摘が上がる。大野智ではなく、櫻井翔が嵐を代表して答える。「2020年12月31日迄 2年の感謝の気持ちを伝えていく期間を設定した事がファンの皆様への誠意」と回答して嵐皆で大野智を守る。その姿勢に強い絆で結ばれた5人を感じて「嵐らしい」と納得させられてしまった。そして「仕方がない」と納得させられてしまう。

デビュー当初は大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也 松本潤の5人とも。少年 7年間の不遇時を経て 本当にキラキラした若者として平成の世に生きる私達を励まし続けてくれたのだけれど、20年経た今では5人とも良い歳した大人。いつまでもアイドルという訳には行かないし、結婚したいメンバーもいるでしょう、遅いぐらい。夫々がこの先どういう人生を歩んで行くのか真剣に考えなければならない、そんな嵐が”解散”ではなく”活動休止”という選択をしたのだから「仕方がない」。

嵐活動休止宣言

Mステで歌われた嵐の2曲

活動休止宣言以降、初めて2019年2月1日(金)放送のMステ 生放送で嵐が2曲を歌う。

感謝カンゲキ雨嵐

選んだ曲は感謝カンゲキ雨嵐、ファンやスタッフ そして世の中の人達への 感謝と誠意が伝わる。櫻井翔が好きなフレーズ「泣きながら生まれててきた僕たちは多分ピンチに強い」を聞いて「大丈夫」って私達への応援ソングにも聞こえる。

平成の世が終わる、世界は物凄い勢いで変化している、日本は大きな変化の波に乗り遅れている。私達はとても不安で心の拠り所を欲しているのかも知れない。そんな私達に「大丈夫」っていっている様に聞こえる。「何が起きても切り抜けられるから。」、「心配しないで前に進んで。」ってそんな風に励まされている様に聞こえる。

君の歌

2018年に嵐の相葉雅紀・主演の テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』の主題歌。聞いていると嵐の5人から「今までありがとう」「さよならを受け入れて」、いつかどこか、虹の下と表現されているどこかで会える。その時は今の国民的アイドルの嵐とは違った形かも知れないけれど「きっと又、会える。」そんな温かい思いが伝わる。

そんな風に聞こえるんだ、寂しいね。

 

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嵐とは何か?

自分は男でいい年したオッサン。嵐のファンクラブに入ってコンサートに行く訳ではないけれどそれでもテレビドラマの主題歌や音楽番組から流れてくる嵐の曲には癒されて、励まされて、元気もらえていた。未だ嵐が国民的人気者になる前の話。自分が嵐に興味をもっていると知られただけで変な目で見られたものだ。ファン以外の人達、特に自分たちの様な中高年男性の知り合い達は明らかに人気アイドルグループを見下していたのを感じて、その度に腹立たしい思いをしたものだ。それが今では国民的人気者、2018年で240万人とも言われるファンクラブ会員以外からも広く慕われ求められている。

嵐とは何か? 今を生きる私達にとってにとって。

本人達に聞いても無駄、ジャニーズ事務所やマネージャー、スタッフに聞いても無駄、、本当に当事者自身が分かってないらしい。嵐とは何か、それは嵐の曲を聴くこちら側の問題なのだと思う。自分の場合、最初に見かけたのは1999年12月 ワールドカップ女子バレーの応援で集められた5人の少年。「何じゃこりゃ?」って思ったけれど世界と戦うおねえさん達にとっては応援団やチアガールよる5人の男の子の方が良いかなんて思えたりした。

その後、嵐の事は何にも知らなかったけれど約7年ほど不遇の時代に耐えていたらしい

2007年頃 「なんて美しい歌声だろう」って自分の心を慰めてくれた歌声が聞こえて来た。その時の自分、凹んで落ち込んでいたのだけれど。嵐の曲『Beautiful days』二宮和成 主演の TBS系列金曜ドラマ『流星の絆』の主題歌。天使の様な優しい歌声で魂を癒してくれた。

 

同時期に嵐の曲『Love so sweet』。松本潤が出演する 花より男子 の 主題歌 伝説のラブソング。自分のハートにはあまり届かなかったけれどこの時代に青春していた多くの若者に感動を与え恋愛観とか結婚観に多大な影響を与えたのだそうな。サッカーの香川真司選手が心から心酔しているのを見て影響力大きさに驚いた。

2009年頃、前に進むパワーをもらったのが嵐の曲『Belive』、櫻井翔・主演映画ヤッターマン主題歌、映画の内容とは全く関係ない 意味不明の歌詞だけれど聞いているだけで不思議と力が湧いてきた。このころは嵐結成10周年、ようやく世間が国民的レベルでが嵐を認め始めた。

嵐とは何か
  • 辛い思いをした人には分かると思う、
  • 悲しい思いをした人には分かると思う、
  • 悔しい思いをした人には分かると思う、
  • 絶望した人には分かると思う、
  • 精一杯頑張った人には分かると思う、
  • 限界に挑戦した人には分かると思う

5人が一つになって、何も考えないでただ一途に純粋に一生懸命、ただ上手に歌って踊るだけでなく5人で「これで良いのか」、「もっと何かできないか」と悩み、迷い、5人が力を合わせて演じるパフォーマンス。だからこそ多くの国民を励まし、慰め、元気させる。嵐から発せられる思いがリスナーの心と共鳴し、元気が沸きだす。

国民的人気者を辞めてしまうなんてもったいない。

人気絶頂の嵐は休業する。何故?もったいない。何で?まだまだ嵐の曲を聴いていたい。何で休業しなければならない? 復活しても国民的人気グループに戻れる保証なんてないのに。何で、何でって言いながら皆どこかで分かっている。そうじゃないか?。嵐の休業宣言は私達が生きている時代が大きく変わるという一つの合図。

「ぼーっと生きていないで新しい時代をしっかり歩いて行け」って言うメッセージ、嵐の5人がいつもまでも人気アイドルではいられないように私達だっていつまでも今までの延長線のような「ぼーっ」と生きている訳には行かないのだと。

 

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時代は嵐と共にあった。

昭和 戦後復興を経て経済大国ニッポン と言われていた頃

低賃金と終電残業で支えた産業、経済はともかく 欧米には絶対に及べないという強いコンプレックスがあったんだよ、この時期現役で生きていた人達は。特に デザインとかファッション、エンタメ、スポーツ、住宅や生活水準の面で。欧米先進国目指して豊かな時代が来ると信じて頑張れって時代だった。特に嫌だなと思うのは現役時代にこの時代を生きた人達の価値観、他人を見る目。相手を自分より「上か下か」で見なし、一たび「上」と見れば平身低頭ヘリ下り「下」と見なせば横柄に見下す。昭和な価値観の人達の中には嵐というアイドルグループとそのファン達は「くだらない存在」と決めつける人達が多かった。ところが今や国民的人気者というだけでなく映画やドラマ、報道といったあらゆる分野で活躍するメデァイにとって無くてはならない存在。昭和を引きずる人達の価値観を破壊する。その事が自分には痛快極まる。

平成の時代

グローバルな規模で押し寄せる大津波の様な変化、特に金融やネットの分野で。抗い切れずに昭和を引きずったなやり方は次々と打ち崩される。日本は停滞する。何をやっても進めない。アベノミクスの金融緩和とやらでお金を沢山ばらまいても動かない。消費や賃金を上げようとしても動かない。ひたすら停滞、停滞、停滞、失われた20年がまだまだ続く。変化の波を捉えて成長する力を生みだせない。ゆとりの世代は学んだ事を否定され未曽有の少子高齢化の負担は重くのしかかる。
それでも スポーツの面では躍進があった、野球、サッカー、フィギアスケート、ゴルフ、テニス、これまで欧米には絶対に及ばないとされていた分野で次々と世界で存在感を表す。映画やJ-Popも分野でも。これらの活躍は「この国はまだまだ衰退しない」「日本の未来は決して悪くない」と期待させてくれる。

前人未到の新しい事に人生を賭けて挑戦する事は決して楽ではない。でもそのチャレンジャー達に頑張るパワーを与えた応援歌の中に嵐がいたのも間違えない。時代の変化にそぐわない古い価値観を改め、新しい時代へと進んでいく上でどうしても応援が必要だった。失敗を恐れず新しい事に挑戦する事が求めらる。

嵐の休業宣言ショックこそ 

平成という停滞の次の時代を乗り越えて

変革する次のステージに進めというメッセージ。

でもどうやって? それこそ嵐5人の在り方にヒントがある。

嵐エピソード

明日の保証などない芸能界にあって、個性や価値観がバラバラな5人。1999年の派手なデビューの後、鳴かず飛ばずの7年間。時は2002年 嵐が結成3年経過してメンバーは少年から成年に成長するも先行き不安に過ごす日々「このままじゃダメだ」と焦るメンバー。

大野智はリーダーでありながらリーダーらしい事は何もしないと言われるが、嵐を一つにする。

大野智「今目の前にある事が出来ないやつになにができるのか。」

大野智「今あることを頑張れば ゆくゆくそうなるんじゃないか。」

 

(しかし大野智、12年経過した2014年9月時点で 「俺、そんなかっこいい事言ったかな?」と覚えていない)

嵐活動休止宣言

 

>> 詳しくはこちら

その言葉に二宮和也は強いプロ意識を芽生え、嵐としても個人として素晴らしい活躍をする。松本潤、櫻井翔、相葉雅紀 も夫々の個性を生かした大活躍をしながら嵐のメンバーとして強い存在感を発揮する。

 

アイドルグループが演じる歌と踊りなのだけれど大野智の美声とダンスセンスは嵐のパフォーマンスを芸術レベルに高め5人それぞれの自信と高いプロ意識をもって進化していく。実際のパフォーマンスはセンターがいない。5人一人一人がセンターを交代して5人が一つになったかと思えば、一人一人が別のパフォーマンスを発揮して最後には一つの嵐として締めくくる。よくもこれだけ複雑でレベルの高い進化を遂げたものだと思うのだけれどその力は5人の絆の賜物。

持ち味も得意分野も全く異なる5人が 

互いをリスペクト(尊敬)

嵐の在り方こそ、新しい時代へと進まなければならない私達への大切なメッセージ。

 

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大野智 嵐辞めたいという本当の理由

最後に、大野智を責めないで欲しい。特に彼のファンと言う訳ではないのだけれど感謝したい。歌って踊る以外の才能にも恵まれた人なのだけれど20年もの人生の時間を嵐として生きて、国民を元気に励まし続けたのだから。

ここが不思議なところなのだけれど、大野智本人に「俺たちの歌とパフォーマンスで国民を励まそう」なんて自覚はなかったと思う。本人も分からないうちにその役割が当てがわれたのは才能に恵まれた人の宿命かも知れない。彼は5人の仲間達と共に時代が求める役割りを果たしたのだけれど、一人で自由に生きるという選択は犠牲にしなければならなかった。一人で自由にやれるのだったら絵や造形などの才能を生かす道や世界の色んな所を旅する事も出来たと思う。何でも器用に立ち回れる人ではないので嵐を続けながらアートにも精を出すって訳には行かなかったのでしょう。

「この先どう生きれば良いか」と答えを出す為に休む事も必要かと。

人は富と名声が得られ、社会的地位が上がれば成功と思うものだ。でも本当にそうなのか? 自分は何のために生まれてきて何をなすべきなのか。社会で生きている以上、誰もが何らかの義務を果たさなければならないものだ。でも義務は十分に果たして自分の生き方を振り返った時にどれだけ自分に正直でいられるものだろうか。嵐の有り様はそんな事も教えてくれる。その悩みの半端でない事は次に述べるエピソードからもうかがえる。

大野智 嵐辞めたいエピソード

2006年頃 大野智 が当時の心境を告白する。

大野智「嵐でいる事に悩んだ。」
(嵐とは掛け持ちできない)「他の仕事に興味を持ち始めた。」
(後先の事など何も考えないで)「単純に自由になりたいと思った。」

大野智「正直、辞めようと思った。」「(嵐の)この仕事をしていたら出来ない事に興味を持ち始めた。インドに行きたい、海外を放浪したくなった。単純に自由になりたいみたいな感じ。」「俺このまま この気持ちのまま (嵐の皆と) 一緒にいれないなと 思って  すごい葛藤していた ずっと。」

嵐活動休止宣言

 

時は2006年頃  男子アイドルグループとしてデビューして7年目ぐらいの頃

 

2013年頃、大野智の心境を察してか内村光良 が嵐の5人を使って痛烈なコントを演じさせる。

ウッチャン(内村 光良)演出嵐の5人の寸劇

大野智 「皆聞いてくれ。」、「今日限りで 嵐を 卒業しようと思う。」
怒れる松本潤「なんでだよ! なんでだよ!」
泣き出す二宮和也「そんなのはいーやーだー!」
やけくその 相葉雅紀「アハハハ もうどうでも良いや。」

動揺しながらも 皆を冷静にさせようとする櫻井翔「喧嘩は辞めろ お前の気持ちも分かるけど。」

嵐活動休止宣言

2013/03/23 22:00~放送の 嵐にしやがれ 春の90分スペシャル より

 

>> 大野智 が 嵐 を 卒業して 釣人になるって!? メンバーの反応が凄い!

この時は、「国民が許さない」、「コントとは言え、変に煽るの辞めて」と思っていました。でも、本当にずーっと悩んでいたんだね。

宿命説

大野智の「嵐を離れて自由になりたい」願望は 国民に嵐ショックを与えて「ぼーっと生きていないで 新しい時代に立ち向かえ」という時限装置だったのかもしれない。もちろん本人にそんな自覚はないだろうけれど。大野智の宿命だと思います。だから、大野智個人を責めないで欲しいと思います。

嵐休業後いずれ嵐は帰ってくるでしょう。平成だった世の中ががすっかり変わってしまった頃。今までの様な国民的人気アイドルグループとしてではなくって。それでも

嵐がいる国に住んでいて良かった、

そう思えるように生きていきたい、新しい時代を。

 

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