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羽生結弦が平昌オリンピックで金メダルに輝いた日の翌日。2018年2月18日(日)の朝、繰り返し演技が報じられる。演技構成は最高難度の4回転ジャンプはスルーした構成だった。右足が怪我をかばった決断、でも最高に素晴らしかたった。
前半に、4回転サルコー(右足を振り上げた勢いを利用して飛び上がる高難度ジャンプ)
続いて、4回転トーループ(左足のつま先で氷を蹴り上げて反発力で飛び上がるジャンプ)
疲れがでる後半、冒頭に4回転サルコー + 3回転トーループ (基礎点には1.1倍のボーナスポイント加算)
息をのむ緊迫感!、目を見張る見事な完成度でこなしで出来栄え点を加算。ミステリアスな陰陽師の音楽で演じられる優美なスケーティング。
美しい、心に響く、見ているだけで魂が揺さぶられる。
後半、疲れと右足の怪我の影響だろうか。ジャンプ着地でよろめきかける処があったが堪えて転倒なく、「ほっ」と安堵、ソチ金での演技を見事に超えて、羽生結弦が金メダル、宇野昌磨が銀に続いて喜び合う二人。
おめでとう。心からおめでとう。取るべき人がとった結果だとそう思えました。
ところが本当は違った.。右足の怪我で大技は封印しなければならなかった、でも出場した。苦戦だった、ギリギリのせめぎ合いで僅差で取れた勝利だった。
「取ってやる」
物凄い強気持ちが勝利をもたらした。その事実を正しく理解できたのはこの報道。翌日2018年2月18日(日)の朝、朝刊を開いて目に入ってきた”羽生不屈の王者”という記事に添えられていた写真画像を見て 驚いた!!
この画像、”羽生 鬼神の如し”そう思える画像だった。
本当の羽生結弦の戦いは
「自分は、一体何を見ていたのだろう?」
テレビや動画で視聴できる 羽生結弦の演技。優雅で美しい。でもこんな鬼神の様な境地にいるなんて全然気づかなかった。「あんな顔していたっけ?」再度録画を確かめる。
2018年2月16日SP 穏やかに静かで格調高いピアノ曲、ショパンのバラードでの演技
翌2月17日フリー 世界の舞台で日本の底力を感じさせる 映画・陰陽師の曲 SEIMEI
私達が見慣れているいつもの・羽生結弦、
スケートリンクの外では 優しくて明るい顔、癒されるような細くて澄んだ切れ長の眼。喋りも温和で、おっとりとして優しそう。
スケートリンクの中では 欧米の選手とは異なり、妖精のような細い華奢ば体。でもジャンプは力強く鋭い切れがあり。演技は優美に華麗、その表現するところはいつも最高の次元からくるもの。
でも羽生結弦がオリンピックで戦う本当の姿は全然見えていなかった。いろんなマスコミの取材や報道中でキラリと輝くのが日経新聞の原真子という記者が書いた記事と画像。本当に真に迫る報道だと思います。
※ 日本経済新聞は案外と文化、芸術、スポーツに関する記事の質が高くて購読する価値があります。最近、新聞代が値上がりしましたけれど購読を続けています。ネットでも記事は見れます。会員でないと読めないネット記事もありますが無料会員でも毎月限定数を読めます。
本人取材はNEWS ZEROの櫻井翔インタビューがとても真摯な取材だと思えました。2018年2月19日放送では 直接本人から貴重な証言が聞けた。
※ 櫻井翔って嵐の歌って踊るアイドルなんだけれど、NEWS ZEROでは大変熱心な報道マンです。とにかく現場行きますね、当事者に直接取材しますね。ジャンプの高梨沙羅でもフィギアの羽生結弦 や宇野昌磨でも何とかとにかく現場に出向いて本人がどういう状況にいてどう戦っていたのか真摯に迫ろうとしますね。本業は歌って踊る嵐のメンバー、忙しい中でよくここまでやれますよね。
以上の報道から重要なポイントを拾い上げるとこういう事らしい・・・・・・
平昌オリンピックの3か月ほど前 2017年11月に右足首を負傷。右足を負傷。靭帯損傷 足首をひねった方向が複雑で治療が難航したらしい。痛み止めの注射が打てない場所だったらしく飲み薬の痛み止めを飲まないとジャンプしたり着地したりできない状況だったとか。
「今回の大会が平昌オリンピックでなければ欠場していた。」
「完治は諦めて、治すのを諦めて立ち向かった、大舞台。」
「この試合、最後までもつのかと言いう不安はありました。」
(※2018年2月19日放送の NEWS ZERO 櫻井翔インタビューより)
(※ 日本経済新聞の記事によると取材する方も大変だったらしい そういうことは試合が終わった後で伝わって来るのだとか。)
現状に安住せず常に新しい技に挑んできた王者「(怪我の多さは)それだけフィギアスケートに勇気をもって恐れず接してきたからこそ。」
羽生結弦は”男子フィギアは4回転ジャンプ当たり前の時代”を先導した先駆者。平昌5輪出場する多くの選手が高難度4回転ジャンプを飛ぶようになる中で羽生結弦は4最も難度の高い技「アクスルジャンプこそ王様のジャンプ」を物にする事を目指したらしい。
(※平昌5輪での実現を目指していたかどうかは分かりませんインタビューでは平昌5輪後は4回転アクスルジャンプに挑む事を宣言しています。)
練習では高難度4回転ジャンプを飛べるようになろうと頑張っていて、その無理が祟って怪我をしたと推測されますよ。
(※因みにアクスルジャンプは前向きに飛び、後ろ向きに着氷するジャンプで大変難度が高い。普通のジャンプは後ろ向きにジャンプして、後ろ向きに着氷。それが難しいのか素人の私には分かりませんが 。)
「アクスルジャンプこそ王様のジャンプ」と羽生結弦本人が言っているので 出来れば五輪の大舞台で飛びたかったでしょうね。
羽生結弦を抜くかもしれないライバルは?、スペインのフェルナンデス?、USAのネーサン チェン?、中国の金博洋?
何と!、日本の宇野昌磨!!
羽生の後ろをずっと追ってきたまだあどけなさ残る少年だけれど4回転フリップ、4回転ループ、4回転トーループなどの高難度技をこなし、演技基礎点では羽生以上。
当初、チーム羽生は怪我の事もあって ”高難度な技にあえて挑まず無難な技を完璧に”路線だったようだ。
でも
宇野昌磨の存在がそれを許さない。
勝つ為の冷静な戦略、こだわり続けてきた高難度の大技は封印!!
だからと言って卒なく無難な4回転ジャンプでは勝てない。怪我をした右足で如何に得点できるか勝ちに徹した戦略。
続いて
疲れがでる後半冒頭に4回転サルコー+ 3回転トーループ(基礎点には1.1倍のボーナスポイント加算)
得点構成
羽生結弦 SP:111.68点 +フリー:206.17点 = 317.85点
内、フリー:206.17点 = 技術点:109.55点 + 演技点:96.62
(※ 2018/2/18の日本経済新聞朝刊より)
何と、技術点では銀メダルの宇野昌磨が上回っていたのですね!!!
勝敗を分けたのは演技点、それすら接戦。この勝負 羽生結弦 vs 宇野昌磨 がいかにギリギリせめぎ合っていた事か!
因みにジャンプの難度は以下の通り
羽生結弦にとって平昌オリンピックは何が何でも負けられない小さい頃からの夢「目指せオリンピック金メダル」を実現する勝負の時であった。
がむしゃらに頑張ってきて取れちゃった金だった。
「取ってやる」という気持ちが物凄く強かったし何とか取らなくてはいけないというプレッシャーがあった。
(※2018年2月19日放送の NEWS ZERO 櫻井翔インタビューより)
右足の怪我で大技は封印しなければならなかった、でも出場した、苦戦だった、ギリギリのせめぎ合いで僅差で取れた勝利だった。「取ってやる」物凄い強気持ちが勝利をもたらした。羽生結弦が金を取った瞬間の心から発する喜び
「生きていて良かった。」
感動が伝わってくる。
さて、羽生結弦選手 又 オリンピックで頑張った選手の方々メダルがとれた人もそうでない人活躍した、姿って私達一般国民にとって何なのだろう?
私達一般国民にとってオリンピックと言うとメダルが幾つ取れたか、誰が金を取ったか。そんな事が話題の中心になりがちだ。
メダルを取ったから金が幾つれて世界ランク何位だから 何?。日本の未来は明るい?日本人は優れている?、私達は良い国に住んでいる?・・・・そんな風に捉える事に本当に意味があるのだろうか?
成功する人は「特別な才能や幸運に恵まれた人」、「生まれつき限られた人」、 「最初から選ばれた人」、「英才教育などそれなりの扱いを受けられた人」そんな風に思いがちだ。
一方、多くの人、凡人、思い通り生きられな人、うまく行っていない人、最初から妥協しちゃう、大それたことは何もしようとしない。不利になると誰なのせいにしたり 運がなかったせいしにて諦めてしまう、そうなってしまいがちだ。
何でもいいから自分にとっては熱くなれる事で、或いは自分の身に降りかからった災い、病、不幸に負けないで抗い必死に戦うどんな小さな事でもいい、誰からも褒められなくてもいい 世間的に見ればたわいない事で構わない自分にとって大切な事に今できる目の前の小さな努力を重ねて、重ねて、重ねて重ねて、重ねて・・・・・一生懸命取り組む事こそ
感動とか 生き甲斐とか 限られた寿命を「生きていて良かった」と思える生き方 なのだと
そう思わせてくれる事に心から 「ありがとう」と素直に感謝したいです。