お腹の調子を整える

• 体調が悪い、
• 辛い事、悲しい事、嫌な事、疲れる事があると直ぐめげてしまう。
• いつも気分が優れない。決めなければいけないのに中々考えがまとまらない。
• 太りやすい体質が中々治らない。

そんな感じで自分に自信がもてないっていう人は少なからずいます、私もそうでした。

お腹が差し込む様に痛い訳ではない。重い下痢とか便秘が続いているという事はない。だから腸の調子が悪いとは思っていなかった。でもガスが臭いなどお腹の調子がよくないって事はあるものです。お腹の調子を整える。腸内環境を整えるだけで漠然とした身体や心の不調が解消されてスッキリするという事があります。

研究中の分野ではありますが腸内細菌は健康臓器です。腸と言えば食べた物を消化・吸収し、血液を通じて体全体に栄養を送り届ける場所なのですがそれだけじゃなく腸内フローラ、即ち1,000種類以上の細菌が100兆個以上も住み着き人間の健康を左右する「第３の臓器」と呼ばれています。

• 善玉菌の代表例が乳酸菌、納豆菌、ビフィズス菌などです。
• 悪玉菌の代表例がウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌などです。

大切なのはバランスです。悪玉菌を全滅させて善玉菌だけにすれば良いと言うものではありません。善玉菌：悪玉菌：日和見菌の数比が２：１：７がベストバランスと言われています。
不思議なものですね、悪い奴が居ないと良い奴も働かないという事でしょうか。まるで世間の有り様のような。

私達は食事や、運動、ストレスを癒して、それに冷えを無くす事でこのベストバランスを維持する事をめざしましょう。

私達には免疫と言う防衛力があります。血液の白血球やリンパ液に存在する免疫細胞です。

免疫細胞の6割が腸内に集結しています。腸は、食べ物と一緒に様々な外敵が入ってくる危険が常にあり、体の中でありながら“外の世界”と接する臓器ですので免疫細胞がここで頑張っています。免疫細胞が元気で頑張る為には善玉菌：悪玉菌：日和見菌の数比が２：１：７ 　とベストバランスである事が望まれます。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。両方をバランス良く摂取しましょう。

• 水溶性食物繊維：腸内細菌のえさになって、腸内環境を整えます。
• 不溶性食物繊維：お通じ快便を促します。

ごはんと言えば炭水化物。消化吸収されて糖分に変質しますのでご飯の食べ過ぎは太ります。ところが冷めた飯の炭水化物はレジスタントスターチという消化されにくい食物繊維のような働きをします。不思議なものですね。小豆（あずき）にもレジスタントスターチがあります。

腸内細菌には糖分のエサが必要です。でも糖分のうちブドウ糖は消化吸収されやすく大腸迄到達しにくいだけでなく摂りすぎは太るという心配があります。ところがオリゴ糖は消火吸収されにくく大腸迄到達して善玉菌（主にビフィズス菌）のエサとなりますし、血糖値の上昇がゆるやかで太りにくい食べ物です。

オリゴ糖は意外な食材にあります。バナナなどの食べて甘い果物だけでなく生で食べても甘くないタマネギなどにも豊富に含まれています。NHKテレビ番組「チコちゃんに叱られる」で紹介されていましたが玉葱はフライパンで炒めると甘くなりますがイチゴに匹敵するほどの糖分が含まれているのだとか。その話を聞いたときは玉葱の摂りすぎは太るんじゃないかと心配でしたがオリゴ糖なら安心ですね。

ためしてガッテンで紹介された小豆が持つ「レジスタントスターチ」という食物繊維相当のパワーで腸内細菌を元気にしてお通じの悩みを解消するのだとか。小豆にはビタミンB1、B2、B6やサポニン、鉄分も多く含まれているだけでなく、ポリフェノールがたっぷり（煮汁を捨てないで。）

これは腸内細菌を元気にしてお通じの悩みを解消するだけでなく、抗酸化力を高めてくれます。でも小豆を使った食べ物、おはぎとかおぜんざいなどは塩分や糖分を摂りすぎないかと心配になりますよね。

塩を少々とコンソメキューブ1粒入だけの小豆スープの超簡単レシピ

1. 魔法瓶に乾燥小豆を50g。
2. 塩を少々とコンソメキューブ1粒入れます。
3. 熱湯400ml入れます。
4. よく振って、魔法瓶を横向きにして一晩（6～7時間）寝かせます。

これだけで、翌朝にはポリフェノールたっぷりのあずきスープが出来上がりです！食前に飲む事をお忘れなく！こういう小豆の食べ方なら　糖分や塩分のとり過ぎの心配無用です。

引用元はNHKためしてガッテン
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